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【92】

星の流れに  評価

のほSEIL☆ (2018年12月24日 20時19分)

どしゃ降りの雨の朝。

私は自分自身が打ったホームランボールを
追ってゆく中堅手になった夢にうなされて目をさました。

夢の中で走りすぎたせいか、
からだのふしぶしが痛い。

ベッドの下で子猫がミルクをせがんで鳴いている。

独り身の生活で一番つらいのは雨の朝、
目を覚まして冷蔵庫に食べ物がなにも残っていないときである。

パンを買いにわざわざ傘をさして
踏切近くのベーカリーまで行くのは難儀だし
かといって何も食わずに毛布をかぶって眠っているのもつらい。

二、三日前に泊まっていった女が忘れていった
ラークがひと箱テーブルの上にある。

それに火をつけ、ドアの郵便受けに
差し込まれている新聞を持ち込み
ベッドの上で開いてみる。

運動面の片隅の小さな記事が目にとまった。

「伊香高校の本格派投手として期待され、
ドラフト二位で巨人に入団した西村高司は
わずか三年で自由契約になったが、
他球団との交渉はなく
任意引退と決まった」という短信である。



だが、それだけならば、私はそれほど
深く心に留めることもなかっただろう。


問題は、そのすぐ隣のもうひとつの記事である。


そこには「徳島の少年、新しいすい星を発見か」という見出しがついていた。

私はグランドから消えていった一人の男と
夕闇に出現した新しい星との因果関係を思ったのだ。


おそらく


この彗星は西村自身の運命なのだ。

巨人軍の名投手になる西村の夢が
流れ星となって散ったと受け取るか
もうひとつの人生が始まることを
予感させる新彗星の出現とうけとるか

どっちにしても西村高司引退の記事と
「新彗星発見か」の記事とは
無縁ではあり得ないように感じた。

実はそんなふうに思うのにはわけがあった。

若いころの苦い思い出である。



 ――――――――――――――――――



「ねえ、こんなことってあるのかしら」

と、カウンターの止まり木に腰をおろした
一人の酔っぱらい女が私に新聞の片隅を指して聞いてきた。

「アルフローラ星、また蒸発か?」

というのが、その記事の見出しであった。

読むと星座表に載っていながら、
ときどき失踪するアルフローラ星についての短い紹介であった。

「ときどき行方不明になって、
 またひょっこり戻ってくるなんて
 あたしの兄さんみたいだよぉ〜 」

あくびまじりに言った女は
止まり木から滑り落ちそうになった。

私は抱き起してやりながら、
だいぶ酔ってるな、と思った。

それが私と桃子との出会いだったのである。

どういうことからか、その夜私と桃子は
そのまま飲み歩くハメになり
そのまま桃子のアパートに転がり込んで
一緒に暮らすようになってしまった。

私の二十代初めての同棲生活であった。




星の流れに身を占って
どこを寝ぐらの 今日の宿
すさぶ心でいるのじゃないが …




(↓)
【91】

星の流れに  評価

のほSEIL☆ (2018年12月24日 20時22分)

 
桃子と一緒に暮らすようになってから、
私はアルフローラ星の軌跡に興味をもつようになった。

「天文ファン」や「星座の科学」といった
雑誌のバックナンバーを古本屋で買ってきて
蒸発星についての記事をさがしたりすることが
ひどく面白くなり始めたのである。

しかし、蒸発星として天文学誌が
記録しているのは28年ごとに出現しては
蒸発するクロンメリン彗星ぐらいのもので
一定の周期で現れたり、消えたりする星はほとんど存在しなかった。

つまり、アルフローラはごく例外的な星だったのである。

「俺は桃子がアルフローラ星だと思っているんだ」

と私は板前の小田政次(通称、小政)の前でのろけてみせた。


「なにしろ空から消えた、と思ったら俺の目の前に現れたんだぜ」

「と、すりゃ」 と小政は言った。

「その星がまた空に出るときゃ、桃子はお前の前から蒸発するってことになるな」


そのころ、私は桃子のアパートで雑誌社からの
校閲バイトで細々と食いつないでいた。
と、いえば聞こえはいいが、
身に入るのはタバコ銭程度で
世間から見たら桃子のヒモ同然の生活だった。

夜、十一時すぎると桃子がホステスを
しているキャバレーの裏口まで迎えにゆく。

顔を隠すようにして安コートの襟を立て
ポケットに手を入れ、くわえタバコで
桃子が出てくるのを待っている。


ひとりで出てきたときはそのまま肩を抱いて、
小政の店のノレンをくぐるが客と出てきたときは
あきらめてアパートに帰り、ふて寝して待っている
という毎日であった。


十か月目のある朝、私は新聞の片隅に小さなコラムを見つけた。

「行方不明の星アルフローラ、発見される」

という見出しの記事は、この星の軌道周期や
光度に関する専門的な科学記事だったが、
私をあわてさせた。
星が空に戻ったのだから桃子も
きっといなくなるだろう、と思われたからである。

ちょっと小太りでいつも陽気な飲み助の桃子は
笑うと泣き顔と同じように眼が細くなる可愛い女だった。


そしてアルフローラが発見されてから
一か月ほどは変わったことはなかったが、
とうとう四十日目の明け方に
アパートに帰って来ず
それっきり蒸発してしまったのである。


桃子の同僚は、男ができたのだ、
と相手大学生の住所まで教えてくれたが
私はそんな話は信用しなかった。

「桃子は、空に戻っただけなのさ」



―――― そう、勝手に決めていたからである。


さて、彗星が見つかった日とおなじくして
グランドを去っていった西村高司だが、
ブロ生活の三年間をファームで暮らし
一軍出場の機会は一度もなかった。

そのファーム暮らしも二年目に
37試合しか出場せず
それも投手どころか、内野全てを
経験するという「何でも屋」扱いされ
三年目、43試合 打率0.164という数字を
最後に自らユニフォームを脱いでいる。

高校三年の夏、甲子園の
滋賀県大会決勝まで行ったことを思い出に
進学して教師になろうとしていた西村だったが
栄光の巨人軍からドラフト二位に
指名されるという「信じられないような」
運命のいたずらに巻き込まれ
結局、晴れのマウンドを踏むこともなく去っていった。


彼は「星の流れにもてあそばれた」のだろうか


「ドラフト二位ってのが、力以上の評価だったのさ」と小政は言った。

「偶然をあてにし過ぎたんだよ」


「いいじゃないか」 と私は言った。


「偶然のない人生なんてありゃしないんだから」


私は桃子の憎めない笑顔を思い浮かべながらつぶやいた。



星の流れに身を占って
どこを寝ぐらの 今日の宿


(了)
【90】

☆メリークリスマス☆  評価

夢想心 (2018年12月24日 13時36分)



のほさま、お部屋のみなさま。

\(*⌒0⌒)bこんにちは♪


寒くなってまいりましたがいかがお過ごしですか?
今年もあと一週間で終わりですね。

遅くなりましたがオフ会お疲れさまでした(_ _*)
先月のことなのに ...
随分と前のことのように感じます。
楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいますね(涙)


なんだか病弱なのほさまを想像していたわたしは...ふふ
度肝を抜かれました_(^^;)ゞ


渋いお姿に渋い声.。
義理人情に厚く真っ直ぐでナイスガイ♪
わたしがホレボレするような文章をお書きになる(*^^*)
ピワののほさま☆そのままでした。


おみやげがお渡しできずに心残りではございましたが
次回またお逢いできるのを楽しみにしております。



>あっちゃんギャップ!?
(笑)(笑)もうもう。
いつまでお口あんぐりされてますの?...ぷぷ

外見は若造風?ですが心はあの文章ですよ♪
ますます応援したくなりましたわ。わたし(*^^*ゞ


それでは。

のほさま☆
ライダーさん☆
ピワド証券さん☆

ふふ♪
咲ちゃん☆も ...

ステキなクリスマスを
そしてよいお年をお迎えください♪


今年は大変お世話になりました。
ありがとうございます。
来年もよろしくお願いいたします(_ _*)



なんだかお若い頃ののほさまのような気がして ...



「OH MY LITTLE GIRL」  尾崎豊


https://www.youtube.com/watch?v=XrOvHNIi2rg



こんなにも騒がしい街並に たたずむ君は
とても小さく とっても寒がりで 泣きむしな女の子さ
街角のLove Song 口ずさんで ちょっぴりぼくに微笑みながら
凍えた躰 そっとすりよせて 君は口づけせがむんだ
Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れられないでいるよ

君の髪を 撫でながら ぼんやりと君を見てるよ
甘えた声で 無邪気に笑う ぼくの腕に包まれた君を
Oh My Little Girl 素敵な君だけを
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
冷たい風が 二人の躰すり抜け
いつまでも いつまでも 離れられなくさせるよ

Oh My Little Girl 暖めてあげよう
Oh My Little Girl こんなにも愛してる
Oh My Little Girl
二人黄昏に 肩寄せ歩きながら
いつまでも いつまでも 離れないと誓うんだ
【89】

冷たい雨   ハイファイセット  評価

のほSEIL☆ (2018年12月23日 17時07分)

午後から本降りの雨になった。

駅伝、競馬とごろ寝で観戦しているうちに
早々と飲み始めてしまう。



今夜の一曲は窓の外模様
そのままに「冷たい雨」で。

失恋した女の感傷を荒井由実がカラリとした旋律で仕立てている。


明日のイブは天気も全国的に回復模様とか。
星空の下で語り合う恋人たちでにぎわいそうだ。


冷たい雨(1976年/昭和51年)


作詞 荒井由美
作曲 荒井由美
歌  ハイファイセット



冷たい雨に打たれて   街をさまよったの
もう許してくれたって いいころだと思った
部屋に戻って   ドアを開けたら
あなたの靴と   誰かの赤い靴

あなたは別の人と   ここで暮らすというの
こんな気持ちのままじゃ どこへも行けやしない


冷たい雨が降るたび   あなたのことを思うでしょう
幸せに暮らしてなどと 願えるはずもない

夢の中に出てくるあなたは   やさしい面影だけでたくさん
だけど信じられない 突然の出来事が
こんな気持ちのままじゃ どこへも行けやしない


彼女の名前   教えないでね
うらむ相手は あなただけでいい

涙とこぼれるように 時もこぼれてゆくわ
指と指のすきまを   そしていつか忘れたい

涙こぼれるように   時がこぼれてゆくわ
指と指のすきまを   そしていつか忘れたい


https://www.youtube.com/watch?v=qJyLWYGHyrU


★この年の主な出来事★

■東アジア反日武装戦線が北海道庁ロビーを爆破
■ピンクレディーがペッパー警部でデビュー
■毛沢東 82歳で死去
【88】

闘犬無宿  評価

のほSEIL☆ (2018年12月19日 18時41分)

吹けば肌刺す 北海おろし。

網走刑務所へ曲がる路地に、
今日も屋台の赤ちょうちんが揺れていた。

すきま風を追い出すように
七輪の炭火をバタバタとあおぎながら

「旦那!」

と焼き鳥屋の親父が聞いた。

「どうです、味は?」

「ああ」 

と私はコートの襟を立て、愛想なげに答えた。

「なかなか美味いよ」

すると、親父は二皿目の串にタレを塗りながら

「冷えますね」と身震いした。

実際、底冷えのする夜だった。

「差し入れか、面会ですか?」

親父の問いに「うん、ちょっとね」と気のない返事をした。

こういう客の扱いにはなれているのだろう。

親父はそれ以上私のことを聞くのをやめた。

黙っていると、空っ風が電線を吹き鳴らす
虎落笛(もがりぶえ)が囚人たちの
喘息のように切なくうずまいて聞こえる。

もう、師走も押し迫った、月のない夜であった。




気ままぐらしのあけくれが
むねに落とした暗いかげ
ガキのころ見たおてんとさまが
なぜか無性になつかしい




ほとんどつぶやくように口ずさみながら、親父は
「大川栄策はいいですね」と言い、
「ほい、つきました」と、熱燗の徳利を差し出した。

(↓)
【87】

闘犬無宿  評価

のほSEIL☆ (2018年12月19日 19時24分)

「親父さん、土地の生まれかい?」

と私が聞くと

「違いますよ」とかぶりを振った。

「流れてきたんですよ」

「なんか、わけがありそうだね?」
と私は言った。

「さしつかえなかったら、聞かせてくれないか」


すると親父は「酒のさかなになるような話でもありませんがね」と前置きして
「あたしはイヌのほうをやっていたんですよ」と言ったのだ。


「イヌ?」と私は聞き返した。

「そうそう、闘犬ってやつですよ」


それからはほとんど問わず語りの身の上になった。

かいつまむと親父の通り名は嵐安吉といい
通称「噛ませの安」という犬の喧嘩師なのだった。

現在の闘犬は全国土佐犬普及会によって
組織化されており全国五万匹のほどの
土佐犬が傘下に入っている。

土佐犬による闘犬の取り組みは
支部ごとに年に五、六回開かれており
きちんとした番付によって場所が運営されている。

地方の支部大会で大関、横綱を
張った犬だけが全国大会に
出場でき成績を残した犬は
化粧まわしをつけて写真を撮られ
新番付で昇格する。

現在は普及会によって
秩序ある運営になっているが
戦前〜終戦直後は犬を使った
人間のケンカで、犬の持ち主同士の
若い衆がからんで血を見ることも当たり前だったと言う。



「あたしらは普及会にも入ってないアウトローでしたしね」と安は言った。

「いろんな汚いことをやって渡世してきたんですよ」

「汚いことというと?」と聞くと

「たとえば土佐犬の声帯をつぶすんですよ」と安は言った。

「闘犬っていうのはね、三十分制限で、
その時間内に少しでも声をあげたら負けなんです。
どんなに力が強くても声を出す癖があるやつは負けにされちまう。
そこで私とドクトルってあだ名の
穴吹っていう爺さんとでね
犬の声帯をつぶして闘犬に
出すっていう商売をやりましてね」


「それから、すりかえ、ね。

地元の親分が流れ者の犬にケンカを申し込まれる。

どう見ても勝てないが、
負けると親分のメンツがつぶれる――
なんてとき、高知当たりへ飛んで飛行機で
大関クラスの犬を借り受けてくるんですよ。

犬の毛も染めたりして
替え玉に仕立てるんですが、
試合途中に雨がふりだして
化けの皮がはがれて相手方と
大乱闘になったこともありました。
まあ、昔の話ですがね」

(↓)
【86】

闘犬無宿  評価

のほSEIL☆ (2018年12月19日 19時09分)

その闘犬無宿の「噛ませの安」が一匹の犬に惚れてしまった。

柄の小さな雑種犬だったが、
異常に安になついていたのである。

当時、青森の八戸でドクトルと
二人暮らしをしていた安は
この犬(独眼竜〜子犬のときの事故で左目がなかった)に
なんとか番付に載っている犬を
噛み合わせたいという野心を抱いた。


「こういう犬は …」 とドクトルは言った。


「正攻法ではダメだからね。
 なにか必勝法をマスターさせる以外にない」

そこで安とドクトルが独眼竜
に教え込んだ必殺技は
相手犬の眼を狙うということである。

「眼には眼を、ってやつでね。
犬は弱点を知っているから相手にも
同じダメージを負わせようとする。
何が苦しいか身をもって
覚えたことは忘れないんだね」

ドクトルと安は最初のうちは
野良犬を捕まえてきては眼に肉汁を塗ったり
肉の塊をガムテープで固定して
襲わせたりしていたが、
そのうち利口な独眼竜は
「自分に何が要求されているのか」
のみこむようになり向き合うと
すぐに相手犬の眼にむかって
飛び掛かるようになった。

これには大抵の犬がひとたまりもなかった。

地を這うような、低い位置から
いきなり顔面にとびつき
首をひとふりして離れると、
ビー玉でも吐き出すようにして
相手犬の血だらけの眼球をペッと吐き出す。

それで大抵の犬たちは悲鳴を上げるが
なかには気の強い犬が構わず突進してくるが
身を翻して残った片目を襲う。

この速攻で勝てるとなってからの
安とドクトルは独眼竜を連れて旅に出た。

そして、地方の闘犬家を尋ねると「賭け勝負」を申し込んだ。

大抵の闘犬家は、独眼竜をひと目見ると

「なんだ こんな犬でか」と言った。

実際、土佐やポインターから改良した
良血の名犬に比べると黒ずんで
狼のようにやせた独眼竜は
見るからに貧弱だった。

「ひと勝負、十万でどうでしょう?」

と言うと、犬自慢は

「ああ、いいよ」と気軽に応じたものだった。

「ルールは余裕タイム三十秒つきで
三十分一本勝負、ただし時間内は
痛み分け無しということでお願いします」。

相手はきまって

「殺されても知らないよ」と笑った。

だが、勝つのはいつも独眼竜の方なのだった。

(↓)
【85】

闘犬無宿  評価

のほSEIL☆ (2018年12月19日 18時53分)


「かれこれ、五、六百万は荒稼ぎしましたかね」と安は言った。

「ところがある晩、独眼竜のやつとんでもないことをやりやがったんです」

「へえ、どんな …」と私は聞いた。

安は一瞬悪い思い出がこみあげてきたような顔をして黙り込んだ。


また、ひとしきり冷たい空っ風が吹き始めた。


「ある晩、独眼竜のところにメス犬がきていたんでね
ドクトルが向こうへ行けって追い払ったら
突然怒り出した独眼竜のやつがドクトルに襲い掛かって
ドクトルの眼球を噛み潰してしまったんですよ」


しばらく私は押し黙っていた。


「犬はやっぱり畜生だってことでしょうか」と安は言った。

「あるいは、いやいや闘犬をやらされているうえに
 メス犬まで追い払われて怒りが暴発したのかもしれませんがね」






群れを離れた狼は
食っちゃいけないこの世界
どうせ裏道見限るからは
仁義無用で生きてゆく





「で、どうしたんだい?」と私が聞くと
安はボソッと言った。

「殺して食っちまいましたよ」

「へえ」

「うまくはなかったですが、ね」と安は言った。

「ドクトルはそれ以来、悪性の貧血がぶり返して
とうとう五年前に死んじまいました。
 あたしは … 」
と安は言って、私の顔をじっと見た。

まるで地の果ての冬の空に立つ亡霊のような青い顔色だった。

「それ以来、あたしはずっと犬肉専門のヤキトリ屋をやってるんですよ」

「じゃあ、この肉は …」

私は思わず食いかけの串を見つめていった。

「犬の肉かい?」

「大丈夫ですよ。
ちゃんと処理してあるんで腹をこわすことはありませんからね」
と言って、安はさみしく笑うのだった。



ガキのころ見たおてんとさまが
なぜか無性になつかしい





(了)
【84】

RE:昭和歌謡で逢いまショー♪  評価

のほSEIL☆ (2018年12月19日 20時52分)

  イ、 イカン !

ま、またしてもお客さまから更新期限の指摘を受けてしまった !


いよいよ、お迎えが来よるわい。



■咲 さま

        ぐぁああ …

こんなガード下の薄汚いトピにクリスマスツリー持参でお見えになるとは!


お〜い  土座ボ〜〜〜イ、   咲さんに
   レインボー・ダンワインをお出ししてぇえええええ!


ちょ、ちょ、 ちょっ!
おまい、なにしとるんや?

なに?  ツリーを担いでこられたので
肩やお腰にバインテリンをお塗りする?

アホ、この セクハラバイオレットナンバーワンが!
    


>のほさま、その後お元気でしょうか?

それが、まだジャガパインショックから立ち直れず
めっきりPCに向き合う時間が減っちまいまして …


>素敵なひとときを本当にありがとうございました。
また来春、楽しみにしております。

なんせ、オフ会というものが
初めての経験でしたので
すっかり舞い上がってしまい、今となっては
なにを話したのかうろ覚えなありさま…
次回は土座を強制参加させますので
広島弁全開ではっちゃけるつもりですわいの♪


>その際は是非。素敵な歌声も聞かせてくださいネ。


おまかせあれ!
 
鳥羽一郎から土座一同まで
拳兄ぃのパーカッションで
マイクローター、ブルブル濡らしてみせますわい!


>何度聞いても初恋の頃を思い出す、
 そんなピュアになれる1曲です。


嗚呼 …  この曲が初恋とかぶるとは … 
なんというジェネレーションギャップ   草草草…


>沢山のファンの方々のためにも、またお顔見せ
楽しみにしております。


お詫びに一本、ショートショートを投下いたします。


とまり木はいつでも空いております。
また、ふらりとお寄りくださいませ♪
【83】

ご挨拶  評価

咲(サキ)SAKI (2018年12月18日 16時33分)

\    ☆  ・。; 。・・。 ☆。・;。・☆'・:*;'・:*'・:*'・:*;'・:*'☆
☆*。 。;*+ \ *。;。      ☆    :*;'  ・:*'・    :*'・:*;'・:*'☆
+。;。* \。;・* ☆・。; 。・・。 ☆。・;。・★ ・。; 。・・。 ☆。・;。・ 
\    ☆  ・。; 。・・。 ☆。・;。・☆'・:*;'・:*'・:*'・:*;'・:*'☆
 ☆・。; 。・・。 ☆。・;。             ・☆*。 。;*+    \ *。;。
      ,. \ :*
    \  + ☆
\ :* ' ☆
 ☆

     \|/
    ―=☆=―
     /∴\
     ∴∴
     ∴◎∴
    ∴∞*∴
    ∴(⌒⌒)∴
   ∴☆\/★∴
   ∴◆∴*∴◎∴
  ∴(⌒⌒)(⌒⌒)∴
  ∴★\/☆\/☆∴
 ∴◎∴*∴∴◇∴◎∴
`∴(⌒⌒)(⌒⌒)(⌒⌒)∴
∴☆\/★\/☆\/★∴
∵∴∵∴∵∴∵∴∴∵∴∵
     ||||
    〔二二二〕
    |___|

 
 ■のほさま、お部屋の皆様、こんにちはぁ♪



 のほさま、その後お元気でしょうか?
 すっかりご挨拶が遅れました...

 お赦しを...m(_ _"m)
 

 ----------------------------------------


 ☆本日は少し早いですが、
 ツリーも飾ろうかなぁ〜と...
 担いでお持ちしました☆


 ----------------------------------------




 先日は、
 素敵なひとときを本当にありがとうございました。
 また来春、楽しみにしております。
 その際は是非。素敵な歌声も聞かせてくださいネ。



 
 さて、わたくし咲からはこの歌のリクエストを...
 既出でしたら笑ってお赦しを。




 松田聖子さんの「赤いスイートピー」
 ttps://www.youtube.com/watch?v=ssdkxsJm2AA

 (頭にuをつけてくださいませ)
 




 何度聞いても初恋の頃を思い出す、
 そんなピュアになれる1曲です。





 寒くなってまいりましたが、
 皆様お風邪などひかぬよう
 くれぐれもご自愛くださいませ。


 そして、のほさま...
 明後日が14日の期限となっているようです 
 更新などご記憶にはおありかと存じますが
 念のため...
 沢山のファンの方々のためにも、またお顔見せ
 楽しみにしております。


\    ☆  ・。; 。・・。 ☆。・;。・☆'・:*;'・:*'・:*'・:*;'・:*'☆
☆*。 。;*+ \ *。;。      ☆    :*;'  ・:*'・    :*'・:*;'・:*'☆
+。;。* \。;・* ☆・。; 。・・。 ☆。・;。・★ ・。; 。・・。 ☆。・;。・ 
\    ☆  ・。; 。・・。 ☆。・;。・☆'・:*;'・:*'・:*'・:*;'・:*'☆
 ☆・。; 。・・。 ☆。・;。             ・☆*。 。;*+    \ *。;。
      ,. \ :*
    \  + ☆
\ :* ' ☆
 ☆
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