返信元の記事 | |||
【485】 | RE:呉井爺タクシー チェグクソン (2021年10月15日 11時45分) |
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その件は既に何度もドリフターズによって検証されてます。 吉良の「この田舎侍がっ!抜けるもんなら抜いてみろ」 が発端です |
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【490】 |
カンハチ (2021年10月15日 13時25分) |
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これは 【485】 に対する返信です。 | |||
>吉良の「この田舎侍がっ!抜けるもんなら抜いてみろ」 >が発端です それは、後世の創作のようですが、根拠がないわけではありません。 事件の現場に居合わせた者の記録に「梶川氏筆記」というのがあって、 それが現場の状況を記した唯一の証言、となっているようですが、 それによると(いきさつがややこしいので、端折りますが)、 留守居番を勤めていた梶川が、吉良と打ち合わせの立ち話をしていると、 吉良の後方から、 「この間の遺恨覚えたるか」 と声をかけて切りつけた者があり、それが浅野でした。 吉良は驚いて振り向き、逃げようとするところを、 また二太刀ほど切られ、吉良はうつ伏せに倒れたが、 その瞬間に梶川が浅野にとびかかって抱きすくめた、 ということです。 吉良が浅野に、 「この田舎侍が」 と罵倒したという記録はありません。 しかし、当時の江戸城中の在り方から考えて、 罵倒された可能性はあるだろう、と思います。 この事件が起きたのは1701年3月14日で、 第5代将軍徳川綱吉の時代でした。 最後の内乱である島原の乱から、60年余。 だいぶ幕府も落ち着いてきたころで、 江戸城内では、公家風の儀式やしきたりが浸透していました。 公家風の礼法というのは複雑怪奇ですので、 その礼法に通暁している高家(こうけ?たかけ?)らが傲慢となり、 地方大名を侮蔑し、その自尊心を傷つけることはよくあったらしいです。 それが原因と決めることはできませんが、 可能性はあったろう、ということです。 なお、「田舎侍」という表現は、吉良が浅野に向かって言った言葉ではなく、 事件後、主君が切腹となれば、お家取り潰しですから、 浅野家の家臣が幕府に嘆願を送るのですが、 その嘆願書の文中で、自分たちのことを「ぶこつ者」とか「田舎者」と言ってはいます。 「田舎者がやったことだが、納得できる処置を」 といった内容です。 |
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