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【32】 | 夏の夜 夏の空 まきりと2 (2019年07月20日 21時37分) |
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実家は、父、母、妹と私の四人家族です。 私は父に。妹は母に似ています。 外見だけじゃなく、中身まで。 その昔、泣けるTVを観てる時。 冷静な母と妹に笑われながら、感極まって号泣する父と姉。 二人の手にはバスタオル(笑) 私の水性は、父譲りなのでした。 時は過ぎ、スマホを両手で握り締め、感極まって肩を震わせる相変わらずの姉がいて。 悲しい水 せつない水 もう会えないと嘆く水 好きだったのにと憂う水 けれど、時に 嬉しくて溢れ出す水がある。 その水は、明日へと続く水。 その水は、彼女からの贈り物。 大好きな七夏ちゃんからの贈り物。 ねぇ、こらりん。 これ以上望んだら私バチが当たるよね。 こんな自分を思い遣ってくれる人たちが。 そのままでいいと言ってくれる方がいて。 あの空に届かないと嘆くより あの海に帰りたいと憂うより この小さな水たまりに映る世界の中で せいいっぱい、撥ねていよう。 いつか、あなたに会えるまで。 私が七夏ちゃんと過ごした時はとても短かったけど、高校生の時おばぁちゃんちの前で見上げた天の川のような。 それはいつまでも忘れない星の煌きです。 そして今もなお、私は七夏ちゃんから宝ものを届けてもらってる。 おじぃちゃま。櫻子さん。 ありがとうございます。 この気持ちを伝えられる言葉を昨日から探していたけれど、やはり、この言葉しかありませんでした。 とても、とても嬉しい。 贈り物をありがとう。 そして、この場所を守っていてくれる イタリアの太陽に感謝します。 あなたのおかげです。 ありがとう。 |
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【33】 |
おいこら育 (2019年07月20日 22時45分) ID:HanJwvMQ |
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これは 【32】 に対する返信です。 | |||
蒼く眠る水の星にそっと 口づけして生命(いのち)の火を灯(とも)す人よ 時間(とき)という金色のさざ波は 宇宙(おおぞら)の唇に生まれた吐息ね 心にうずもれた優しさの星たちが 炎あげ呼び合う…… 波間さすらう難破船のように *もう泣かないで いまあなたを探してる人がいるから お前に逢いたいよと 愛は多分誰かのためにそっと 捧げられた永遠(とお)い祈りなのね 人はひとりではいられない 淋しさの星座からこぼれた花片(はなびら)だからね あなたが祈るたび宇宙(おおぞら)に帆があがる 優しさにひかれて 蒼い眠りを解かれた美しい星よ 「こんなにたくさんの星があるのに 水の星は地球だけ」 「こんなにたくさんの生き物がいるのに 涙を流すのは人間だけ」 そんな話をした時がありました 「私、海がみたい」 22歳の誕生日、あの子は生まれて初めての海を見ることが出来ました |
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