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【73】 | ロベルト★フロイス 必勝カイト_ (2011年09月23日 19時23分) |
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イスパニア人の父と日本人の母の間に生まれる。少年時代はイスパニアに短期在住していたが、後にその大半を日本で過ごす。 それから間も無く父は没し、残されたロベルト母子は「異国人と通じた」という理由で周囲の日本人達から凄惨なまでの差別を受けながら暮らす事となる。これがきっかけで自分達母子を罵倒し続けた日本人と日本語に対し激しい嫌悪感を抱く様になる。 その後、秀吉の九州征伐が始まると、その進軍途中にあったロベルトの故郷は戦火に消え、彼自身は孤児となる。その頃ルイス・フロイスと出会い、彼に保護され養子となる。宣教師として高名なルイスの影響か、ロベルト自身も宣教師としての道を志す。 ルイスには他に26人の養子がおり、共に家族のように暮らしていたが、ロベルトが成人する頃にルイスは豹変し、自分の養子達を実験と称して次々と殺害してしまう。その魔の手はロベルトにも伸びようとしていたが、ロベルトが次に気付くと、そこはルイスの実験施設の外であった。手には妙な形のペンダントが握られ、腕の中にも何かを埋め込まれたようだった。 その後、26人の同胞の仇を討つべくルイスを追っていたロベルトは、ルイスと深いかかわりを持つ秀吉を追う蒼鬼達と共闘する事になる。 蒼鬼達と出会った頃は先述した通り日本語に嫌悪感を抱いていたので、イスパニア語でしか話そうとせず、イスパニア語を話せる天海以外誰とも会話が出来ない(ロベルトの側で拒否している)状態だった。しかし、蒼鬼達との関わりの中で彼等から「身を切るような刃のごとき言葉」とは全く異なる「温かい言葉」としての日本語を話し掛けられ、印象を改めて以降は日本語で会話をするようになる。 ただし、イスパニアで生まれ育った幼少期や、自らの外観もあって「自分はイスパニア人」という考えを抱いている為か、日本語に対する印象を改めて以降も独白時や激昂した時にはイスパニア語を発している |
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