■ 5,578件の投稿があります。 |
【750】 |
Normad (2014年05月06日 00時47分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
むむっ。 昼寝をした上に、静か過ぎて眠れんわ(-_-;) 何?この静けさ。 おまけに談話も静かだ。 なんか、さオさんの部屋で一人はしゃいでいる自分が浮いておる。 あー、レオちー、馬鹿にしたようなカキコごめんねえ(^^;) やっぱし、人のお部屋で騒ぐんは止めた方がいいか。 と、少し自己嫌悪(-_-) ちょっと飲んで寝るか。 と、その前に。 ☆さオさん SURREAL いい曲だねー。 ワタスのMP3プレイヤーにも堂々入ってますぜ。 あの当時としては、少し前衛的なアレンジだったと思う。 リバーブを効かせた印象的なピアノリフから、ラップ的なボーカルが入り 暴力的なディストーションギターが続く。 メロディックな後半が一気に盛り上がるのがミソ。 カラオケ歌うには転調があるので、結構ムズいよね。 そして ♪まるで役にも立たないね〜♪ の「ね〜」の所でコブシを効かせるのが聴かせどころじゃネ? じゃ、今日は久しぶりに音楽脳に戻って「あゆ返し」 浜崎あゆみ「Boys & Girls」 >https://www.youtube.com/watch?v=TTRhUWWd4cM ♪いい人と言われたって どうでもいい人みたい♪ という歌詞が特に印象的。 って、あーこのPV1番しか入ってないので出てこないや(^^;) でも、ライブはイマイチなんだよなー。 じゃ、オヤスミなさい。 |
|||
この投稿に対する 返信を見る (1件) |
【748】 |
Normad (2014年05月05日 20時49分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
アルフィーネは何か不安な思いを感じていた。 確かにシステム的には何も異常がないが、ユビが何もせずに去って行くだろうか。 それとも、敵は力押しの正面突破に方針を変え、そのためにユビは退避して行ったのだろうか。 アルフィーネが不安を感じながらも仕事を再開した時、コントロール棟全体に軽いショックがあり 緊急事態を示す警報が流れた。 何事かと訝るランダーに、ヨウコが言う。 「室長。コントロール棟全体が非常事態モードになっています。隔壁で全て封鎖されました。 今から5時間、外部との出入りは一切出来ません。」 「何故だ。誰がそんな事を。」 そう叫ぶランダーに、先ほどユビに付いていった2人が戻ってきてランダーに告げる。 「室長。ユビ・シアン顧問が、31退避路を出がけにこう言ってました。 『この31退避路は閉鎖する。ついでに非常事態の手続きもとる。どうせすぐに発令するのだから。』 との事です。」 「何っ。あの男、そんな勝手な事を。」ランダーは歯噛みした。 そうか、非常事態の手続きはランダーやユビのような上級職でないと発令出来ない。 「あいつめ、余計な事を。」ランダーそう言った時、またしても小さなショックが起きた。 オペレータの一人が叫ぶ。 「自走砲、撃って来ました。コントロール棟の上の地上施設に着弾。 地上施設は大破しましたが、コントロール棟自体に被害はありません。」 ランダーは呻く。 「ユビめ。この状況を見越して、先に非常事態宣言をしたと言うのか。 まあいい。ここは5時間完全に封鎖されるが、それなら、ここは安全だと言う事だ。」 アルフィーネはこの動きを黙って見ていた。 だが、不安は募る。敵は力押しで来るというのか。 では、なぜユビはコントロール棟の封鎖など自ら行ったのだ。 その時、女性事務員が血相を変えて指令室に入って来た。ランダーに早口で言う。 「ランダー室長。今、ユビ・シアン顧問の退出後の部屋をチェックしに行ったのですが 何か見慣れないものが有るんです。」 ランダーとアルフィーネが同時に「なにっ」と叫び、すぐにアルフィーネは駆け出して居た。 他の人間も後に続く。 ウーズバンドは、何が起きているのか分からぬまま後に続いた。 何か嫌な事が起ころうとしている、それだけは分かった。 (続く) |
|||
【747】 |
Normad (2014年05月05日 20時46分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ウーズバンドは、この一連の出来事を空気のような感覚で傍観していた。 こういう時、自分自身がここに居る意味を全く見失い、空中に浮かんで居るような感覚になる。 自分の殻に閉じ籠ってしまいそうな彼を、強引に現実に引き戻したのは、アルフィーネの声だった。 「ウーズバンド。貴方にもやって欲しい事があるの。オペレーションルームに来て。」 ウーズバンドはその声に優しさを感じ、少し気持ちが楽になったような気がした。 「はい。」と明るい返事をしてから、この状況にそぐわない気がして、少し赤面した。 アルフィーネの3時間に渡る綿密なシステムチェックの結果は、疑わしいものはないとの結果だった。 まずIEMO本部に問い合わせを行ったが、確かに防衛ストラテジー部から辞令は出ている。 それからコントロールシステムのチェックを行ったが、ユビが来てからの3週間余りの間 情報流出の形跡もシステム改竄の疑いも見当たらなかった。 プラント内の状況も、各セクションの電波強度、電力消費量、温度変化、人員通行量、CO2濃度の推移まで チェックしたが、何かを仕掛けられたという形跡はない。 あったとしても、外部からの戦闘集団の侵入を許すような致命的なものではないと アルフィーネは確信を持ったようだ。 全ての監視カメラ映像のチェックも、アルフィーネが20台のモニタを同時早回しする という驚くべき方法で行ったが、事もなげに「特に怪しい点はないわね。」と言い放った。 3時間後、ユビはチェックの結果を告げられると、取り巻き達と、そしてハイダウエイと共に 指令室へ別れの挨拶に現れた。 「敵に見破られない様に第31退避路を使わせて貰うよ。 勿論、31退避路は我々が脱出した後に閉鎖する。敵からつけ入れられないようにね。」 アルフィーネが厳しく言う。「貴方がそこで何かをしない保障はあるの。」 ユビはヤレヤレという様に首を振り 「我々には、ハイダウエイが一緒について来ているのだよ。 それでも怪しむのなら、誰か見張りを付けてもいい。」 アルフィーネがランダーを見ると、ランダーはそこに居たコントロールルームの要員2人に 「付いて行け。退出を確認後、報告する様に。」と命じた。 ユビ・シアンはこうして去って行った。 (続く) |
|||
【746】 |
Normad (2014年05月05日 20時45分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ユビはアルフィーネの舌鋒に押され気味なのを意識しながら、言い訳がましく答える。 「間違って貰っては困るな。僕もIEMOの一職員でしかないんだ。命令とあらば行かざるを得ないんだよ。 そこは理解して欲しいね。なんなら本部に問い合わせてみるがいい。それに。」 と、ここで一呼吸置き、余裕を取り戻しながら続けた。 「それでも疑わしいと言うのなら、何か僕が悪さをするという、証拠を出して貰いたいね。」 アルフィーネはそれを聞き、少し考えて答えた。 「証拠はないわ。でも、安全が確認出来ないまま防衛ストラテジー部門顧問がこの場を離れるのはどうかしら。 少し時間をかけて確認したいわね。」 「いいだろう。君にそんな事を言われる筋合いはないのだがね。 アルフィーネ。君がシステムをチェックすれば3時間とかからないだろう。 君の事だ、どんな些細な異常も見逃す筈はないと思うね。 では、僕はそれまで自室で待機しているとしよう。」 そう言うとユビは取り巻きを連れて大会議室を出て行こうとしたが、ふと立ち止まると陽気そうに言った。 「諸君。大丈夫だよ。このプラントの防衛力は高い。あの程度の戦力では落ちる事はない。 システムのチェックさえきちんとやれば問題は無いはずだ。」 ユビはそれから、言い忘れた、というようにつけ加える。 「それと、念のためにガダメンツを置いて行くよ。 他に能はないが、戦闘力だけは役に立つ筈だ。 そうだな指揮権はアルフィーネ、君に与えて置くよ。 奴も軍人の端くれだから、命令に反することは無い筈だ。」 ユビはこう言い残すと、部屋を出て行った。 取り巻きがそれに続き、大会議室は急に静かになった。 静まり返った部屋の中で、今まで沈黙していたハイダウエイが椅子に座ったまま話出した。 「彼は自分が無実だと証明されているように言いましたが、我々も内偵は続けています。 告発は出来ませんでしたが、監査部は決して彼が白であると認めた訳ではないのです。」 そこで彼は椅子から立ち上がり、詫びるように言った。 「だからという訳ではないのですが、私も彼に同行します。 彼の行動には気をつけて居なければなりませんので。 では、私も退去の準備をさせて頂きます。失礼。」 ハイダウエイが部屋を出ていくと、アルフィーネが口を開いた。 「ランダー室長。システムのチェックの為に3時間、オペレーションルームを独占的に使わせて頂きたい。 助手としてウーズバンドも一緒に。そして、出来ればヨウコ以下数名の支援も頂きたいのですが。」 ランダーは苦虫を噛み潰したような表情で腕を組み立っていたが、一言 「良いだろう。手続きはヨウコに任せる。」 と言うと、傍に居たヨウコに目配せをして大会議室を出て行った。 (続く) |
|||
【745】 |
Normad (2014年05月05日 20時43分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ランダーは飛び上がるように椅子を立ち、ユビに詰め寄って喚いた。 「なんだと。今、ここがどれほど大変な状態にあるのか分かっているのか。 そのさ中に逃亡すると言うのか。」 ユビは、やだなあというように両手を突出し、いつもの調子で弁明する。 「逃亡なんて人聞きが悪いね。実は、第55エリアに動きがあると言うんだよ。 敵に奪われたとは言え、あそこもここと同じくらい重要な所だからね。 私も防衛ストラテジー部に在籍する限り、無視は出来ないんだよ。」 ここでアルフィーネが口を挟んだ。極めて抑えた調子だが、強い不信感が声に込められている。 「何故、直接出向く必要があるの。 貴方がいなくなるという状況は、その第55エリアが陥落した時と酷似していると思われるわ。」 ユビは少し顔をしかめたが、すぐに微笑を取戻し低く答えた。 「君は何が言いたいのか。僕があの時、敵の手引きをしたとでも言うのかい。 その件は、以前にもここに居られるミスタ・ハイダウエイが否定してくれた筈だがね。」 ユビは、ハイダウエイを見やってから続ける。 「第55エリアの事は直接出向かないと調査出来ないのだよ。 あそこは敵側が運営する設備だからね。敵から情報を貰う事は出来ないだろう? 何やら他のエリアへの全面侵攻の兆しがあると言うのだが。奴らも痺れを切らし始めたのかね。」 「状況的に、ここを離れて行くほどの切迫性は感じられない、と誰もが思う筈だわ。」 アルフィーネの声のトーンが上がる。 ここで彼を逃がしてしまったら、何か嫌な事が起こる様な気がしていた。 (続く) |
|||
【744】 |
Normad (2014年05月05日 20時42分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
午後、緊急会議が招集された。 各セクションのチーフが参加し、アルフィーネとウーズバンドも呼ばれて 人がごったがえす大会議室の後ろに陣取る。 アルフィーネが室内を見回して眉をひそめた。 「ユビ・シアンが居ないわね。どうしてるのだろう。」 その時、ランダーが檀上に立ち、緊張した面持ちで説明を始めた。 「昨日から敵拠点の動きが激しくなった。戦闘要員の集結の動きが見られる。 自走砲も砲塔の旋回を繰り返している。撃って来るかも知れない。」 大会議室内がざわめく。 既に自走砲が現れ、エリアの一角が敵に占拠されてから3週間が経過している。 いよいよ敵の総攻撃が始まるのか。 ランダーが続ける。 「君たちにはご苦労だが、今日から非常警戒態勢に入って欲しい。 警備要員は3班に分け24時間体制を取る事。」 チーフの一人が手を上げ質問を行った。 「ランダー室長。占拠されている区域との封鎖隔壁が破られる事はないのですか。」 ランダーは頷いて答えた。 「既に隔壁は3重に補強してある。そう簡単には破れない。 強引に破ろうとするなら、そこを叩くまでだ。」 次の質問が続く。 「地中からのこちらの区域への侵入はあり得ますか。」 「今の所、地中を掘削している兆候はない。 それに、狭い地下道から一斉に攻めることは出来ないからな。 可能性は低いと考えて良いだろうな。」 ひとしきり質問と回答が続いた後、敵への対応の詳細な協議を行い、会議は終了した。 各セクションのチーフ達は慌ただしく退出していき、残ったのはランダーとアルフィーネ ウーズバンドを含むコントロールルームの十数名だった。 その時、突然ユビ・シアンと取り巻きが大会議室へと入って来た。 ユビは入って来るなり、いつもの様に皮肉な微笑を浮かべながら切り出す。 「皆さん、大変ご多忙な所申し訳無いのだが、僕は急用が出来てね。 今日でここをお暇する事になります。」 アルフィーネは目を細く狭め、疑わしそうにユビを見た。 (続く) |
|||
【743】 |
Normad (2014年05月05日 20時40分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
10.策謀 次の日、アルフィーネとウーズバンドは何食わぬ顔でオペレーションルームに出て 昨日突然休んだ事を皆に詫びた。 ウーズバンドは珍しく声を張り上げて「申し訳ありませんでした。」と言い 深々と頭を下げた。 そこに居た十数人の人たちは一様に笑いかける。 「気にすんなよ。」と言ってくれる者も居た。 ヨウコはウーズバンドの許に来て、こう謝った。 「この前はキツイ事言ってごめんなさいね。私も貴方のサポートをすべきだった。」 ウーズバンドは慌てて言う。 「ヨウコさん、僕が悪かったんです。これから気持ちを入れ替えて頑張りますので 宜しくお願いします。」 すると、突然ウーズバンドの肩を抱いて来た者が居た。 「僕は、別に君が仕事が出来ないなんて言ってるんじゃなかったんだ。 期待の表れなんだ。今日は頼むよ。」 チェンはそう言うと、ウーズバンドの背中を叩き去って行った。 途中、振り向いてアルフィーネに笑いかける事は忘れない。 ウーズバンドはそんなチェンに深くお辞儀をする。 ここ数日、亀裂の入りかけていたオペレーションルームの空気は正常に戻ったようだ。 アルフィーネは、その様子を微笑ましく見ていた。皆いい人達だな、そう思う。 ウーズバンドは落ち着いて仕事に専念し、スムーズな作業が出来た。 ヨウコはそんな様子に満足そうに頷き「流石ね」と言った。 その日の昼、アルフィーネと共に昼食を摂りにキャンティーンに向かったウーズバンドは そこに居る大勢の人たちの顔を改めて眺める。 確かに、野望を持って上り詰めていく人間達のようなギラギラした生気はない。 だが、穏やかな表情で談笑している人たちも多い。 それが駄目だなんて、誰も言えないんじゃないか、そう考えている自分に気づく。 人は何の為に生きて行くのだろう。 ウーズバンドは、そんな答えの出ない問いに深く思いを巡らせた。 (続く) |
|||
【742】 |
Normad (2014年05月05日 20時38分) |
||
これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
さて、再開します。 終盤、10章の途中までです。 もう少しですからね(^^;) では、スタート。 |
|||
【741】 |
Normad (2014年05月05日 17時16分) |
||
これは 【740】 に対する返信です。 | |||
☆レオちー こっちでもレス。 >主人と田んぼで、デートだにゃ♪(*´ω`*) へっ? レオちーの家、農家なの? そっか。 いいんじゃないかい。 自然と生きる、って感じがして。 >チックショー 晴れてきた! あー、もう日差しが強いのかな。 これからまた暑くなるよね。 去年、記録作ったの四国でなかったっけ? 暑さに気をつけ過ごしましょう。 |
|||
© P-WORLD