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【780】 |
Normad (2014年05月07日 21時56分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
今日はここまで。 拙稚な文ではありますが、もう少しで終わりますんで。 では、また明日。 【編集】 しまった。 上げちゃったらしい。 【編集】 |
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【779】 |
Normad (2014年05月07日 21時50分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
プラント設備による敵兵の大殺戮が起こった。 あまりに破壊的なため、今まで使用される事のなかった旧時代のプロテクトアクションが容赦なく使用される。 熱せられドロドロに溶けたタールが、敵側の地区に流し込まれた。 発電用の地下熱源から熱く焼けただれた岩塊が取り出され、シューターより敵自走砲と地上施設に打ち込まれる。 自走砲は大破、炎上した。 更に、敵部隊が密集しているコントロール棟では、廊下が隔壁で遮断され、部屋もロック。 閉じ込められた敵部隊に、エアコンディショナーの出力を最大限に上げた熱風を浴びせかけられ そこに居る者達は即座に絶命した。 これらのアクションは、動作後の影響があまりに大きく、後遺症が残るため レベル5の権限の無い者には実行ができない代物である。 それはまるで、喧嘩をしていてもそれまで紳士的に振る舞っていた人物が 突然発狂したように暴れ出す様に似ていた。 敵部隊の99%は瞬時に死亡、もしくは戦闘不能となった。 残るは後方で高見の見物を決め込んでいた、ユビ・シアンと側近たちだけであった。 用心深い彼は、指令室をプラントから離れた場所に移していたのである。 ユビ・シアンは指令席の椅子に座りこんで無表情に中央スクリーンに映る戦況を見つめていたが 相手の思わぬ反撃に苦い顔をして言った。 「あそこには今、アキラとアルフィーネしか居ない。すぐに部隊を編制して突入しろ。」 その時、突然中央スクリーンが乱れ、一人の女性が大写しになった。 「悪いな。割り込ませて貰う。ユビ・シアン、年貢の収め時だ。ハイダウエイから連絡があった。 万が一のために、緊急救難信号を出すようにしていたのだな。彼らしい最期だった。 私は現在そこから80Kmの地点に居る。これからお前を捕まえに行くぞ。 待ってろよ、この鬼畜生っ。」 マリアが美しい顔を引き攣らせて怒鳴った。 (続く) |
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【778】 |
Normad (2014年05月07日 21時49分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ウーズバンドは雷に打たれた様に目を閉じ、噴出する過去の記憶とアルフィーネへの想いに翻弄された。 「思い出した。全てを。」 一言呟く。 そして、焼け焦げた彼女の服を優しく脱がし、自分も裸になった。 真っ暗な指令室に、ほの白く彼女の裸体が浮かび上がる。 その姿は、以前に偶然見たことがある。 しかし、彼はその時とはまた違った印象を感じていた。 あの時は、何者も寄せ付けぬ超然とした美しさを感じた。 今は、弱さを感じる、と同時に可憐な愛らしさがあった。 そうか、僕を受け入れる、って事なんだ。 彼は、目を閉じた彼女の唇に自分の唇を押し付け、舌で唇を押し開けた。 舌を絡ませながら、彼女の乳 房を左手のひらに包む。 そうしているうちに、右手は彼女の体を優しく撫でながら下に降りて行きやがて秘 部に辿り着いた。 そこは、彼の指を待っていたかのように既に濡れていた。 彼女をゆっくりと床に寝かせると、左手で右の乳 房をもみしだきながら左の乳 首に口を寄せる。 右手は、十分に濡れそぼった彼女の中心を優しく愛撫している。 指で秘密の入り口の状態を確かめながら、彼は自分の下半身の中心にあるものをそこにあてがった。 少しずつ、ゆっくりとそれを挿入していくと、彼女の顔は目を瞑ったまま幸福に微笑んだ。 彼も、幸せな思いに浸りながら、一方冷静に思考している自分を感じていた。 「あまり時間をかける事はできない...。」 そして、少し早く腰を動かし、絶頂を迎え、精を彼女へと放った。 その瞬間、アルフィーネの体は白く眩く光り始めた。 それに呼応するように、今まで真っ暗だった指令室の3Dディスプレイが次々と起動し、激しく文字が流れ始める。 機械音声が不意に響き渡った。 「99.99999999の確率でエリアマスターと認識。 これよりレベル5絶対管制状態に移行する。」 すでに服を着た、体つきは少年のままだがすっかり精悍な顔つきとなったウーズバンド いやアキラが命令を下した。 「ジェノサイドアクション発動。G地区からH地区まで。 それからこの指令室を除くコントロール棟内を有効とする。」 これは使いたくなかったがな。 アキラはその後、そっと呟いた。 (続く) |
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【777】 |
Normad (2014年05月07日 21時46分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
アルフィーネはウーズバンドに語りかける。 「マスター、聞いて下さい。」 既に、ウーズバンドをマスターと呼んでいる。だが、混乱している様子は無かった。 「これから私は貴方を背負って、敵を突破するつもりです。突破出来る可能性は5%ありません。 でも全力を尽くすつもりです。」 ウーズバンドは、マスターと呼ばれる事に違和感はなかった。 なにかが心の中で湧き上がろうとしている。 「その前にお話しておきたい事があります。その為の時間を今、作りました。」 アルフィーネは、静かに話し始めた。 「1年前、第55エリアでここと同じ様な事が起こりました。 第55エリアのエリアマスターだった貴方は、先ほどのランダー室長と同じ様に全員の退去命令を下したのです。 でも、貴方は皆の命の安全を優先して、このようになる前、戦闘の開始前にプラントの全員に 職務の剥奪、退去を命じたのです。 そして、貴方自身は指令室奥の部屋に閉じ籠ってしまいました。 自分自身は退去が難しいと判断されたのでしょう。 全く別人になり替わる事でもしない限り、あのユビ・シアンから逃れる事は出来ないと考えられたのだと思います。」 アルフィーネは残っている右目を閉じ、回想しながら語る。 「私にとってマスターの命令は絶対です。 でも、マスターは自分を、もう捨ててしまっているような気がしました。 私は心残りでした。 あの時も、私が全力を尽くして戦えばマスターを守れるのではないかと思っていたのです。 でも、それは私の自惚れでした。 今、このような状況になってしまい現実が理解出来たのです。 自分の事は正確に測れないものですね。」 アルフィーネは微笑んだ。 もはや美しいとは言えなくなってしまった筈のアルフィーネの顔だが、ウーズバンドは凄絶に美しいと感じていた。 「そして本当はあの時も、こう言いたかったのです。」 アルフィーネは、ウーズバンドに近づき頭を抱える様にして抱いて、言った。 「愛しています。私を抱いて下さい。」 (続く) |
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【776】 |
Normad (2014年05月07日 21時45分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ニーベルングの指環の第90エリア攻略拠点の指令席についていたユビ・シアンは アルフィーネの最後の抵抗をモニタから眺めていたが 彼女が去っていくと全軍に休止の合図を送った。 「30分間様子を見る。」 それを聞いた側近が驚いて訴える。 「どうしてです。ここは畳み掛ける所じゃないですか。相手の戦闘力はゼロなんです。 追い討ちのリスクは無いはずですが。」 ユビ・シアンは、くだらない、とでも言うように軽蔑した顔で相手を見た。 「この作戦の最終目的を忘れた訳じゃないだろうな。 プラントを制圧するのも大事だが、その後の事がもっと大事だ。 奴らはこの状況で最後の抵抗のために、必ずレベル5のコマンド発動のための準備をするだろう。 そのためのコントロールキーを探るのだ。発動したならそれを入手する。 しないなら突入して制圧するだけだ。」 それにしても壮絶な戦いぶりだった。 アルフィーネは自分が傷つくのも顧みずに、こちらの戦力を削ぐ事だけを考えていた様だ。 いつもは相手を殺さずに倒す甘い戦闘ぶりだが、今は手加減をせずに百数十名を斃していった。 手負いの相手は、ある意味危険だ。 ユビにはもう一つ気になる事があった。ガダメンツの奴が本当に裏切ったようだ。 アルフィーネの抑えとして残した筈が、事もあろうにアルフィーネ側について戦っている。 「ウーズバンドを逃がしたのも奴なのだろう。さては、アルフィーネに惚れたのかな。 馬鹿な男だ。」 ユビは何故か可笑しそうに笑った。 (続く) |
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【775】 |
Normad (2014年05月07日 21時44分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
5分後に戻って来たアルフィーネは、血で染まりズタボロになった戦闘服を 申し訳程度に身につけていた。 顔面に直撃弾を食らったのかも知れない。 左目は開けられなくなっており、破れた人工皮膚から強化プラスチックの外殻が覗いている。 アルフィーネは心配そうなウーズバンドの表情を見て、言い訳するように微笑した。 「大丈夫よ。私の頭蓋内の構造物は極度に柔軟に出来ているから、機能的には全く問題がありません。」 でも、と彼女はここで言葉を切って、少しトーンを落とした声で言った。 「見ての通り、私はアンドロイドなの。驚いたでしょう?今まで黙っていてごめんなさい。」 アルフィーネは頭を下げる。 ウーズバンドは思わず駆け寄り、彼女の手をとって泣きながら言った。 「何を言ってるんです。アルフィーネさんはアルフィーネさんです。 でも、どうしてそんな無茶をするのですか。」 「敵戦力に必要なダメージを与えるためには、多少の被弾は必要だったのです。少し情けないですけど。」 アルフィーネはそう言うと溜息をついた。 全戦闘力を出し尽くした。 もう一人たりとも敵を斃す事は出来ないだろう。、 「これで猶予が出来たと思います。相手は大事を取って、次は万全に攻めて来るでしょう。」 ここで、アルフィーネに異変が起こった。 今までどの様な状況でも可能性を探し、決して諦める事の無かった彼女の右目から涙が流れている。 (続く) |
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【774】 |
Normad (2014年05月07日 21時43分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
アルフィーネは、敵兵の撃ってくる銃弾を躱しながら右手を払い衝撃波を送る。 何人かが血しぶきを上げた。 床に転がった敵の自動小銃を拾うと、撃つのではなく投げた。 回転しながら飛んで行く自動小銃は、敵兵を一度に十数人薙ぎ払った。 なるほど、これなら撃つより効率が良い。 それに自動小銃を使うと、構えた時に隙が出来る。 投げた自動小銃の後をついて行くように走るアルフィーネは 通り過ぎる間に敵兵を手刀で薙ぎ倒して行く。 まるで無人の野を行くようである。 だが、狭い通路では大きな跳躍で銃弾を躱す事が出来ない。 また、敵が多すぎて近距離の銃弾の軌跡を計算しきれなかった。 敵は恐怖に駆られ、同士討ちも恐れず闇雲に撃ってくる。 この前のように組織だって射撃して来る相手よりも、ある意味厄介だった。 アルフィーネは数か所被弾し、自分の身体能力が70%まで低下した事を認識した。 だが、もう少し。もう少し敵戦力を削ぐ必要がある。そう考えながら、アルフィーネは昔を思う。 そうか、マスターは私をこうさせたくなかったんだ...。 (続く) |
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【773】 |
Normad (2014年05月07日 21時39分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
11.回生 残った2人は、3Dディスプレイで退去して行く仲間たちの事を心配そうに見る。 撃たれて倒れていく人も居る。 ウーズバンドは思わず顔をそむけた。 アルフィーネは「こうしては居られません。」と一言、言った。 そして、ウーズバンドと共に、普段は行けない指令室の奥の通路へと急いだ。。 第55エリアの記憶を基に、ウーズバンドをあの最後の場所へと導き 何かを思い出して貰おうと儚い希望を持っていた。 あのウーズバンドが敵に攫われた日、彼が敵拠点の内部を見た事があると感じ そして何かを思い出せるような気がした事を聞いていたからである。 だが、同じ構造を持つ第55エリアと第90エリアであるとは言え、細部は異なっていた。 第55エリアで最後アキラが消えた通路と同じ筈の通路の向こうは、ここではランダーの私室になっている。 その部屋の内部を見ても、ウーズバンドは何も感じる所はないようである。 その他、一通り奥まった場所をウーズバンドと共に回ったが、やはりウーズバンドは何も思い出せない。 彼にかけられた心理ブロックは、彼自身が自分の人格を失う事も覚悟してかけられたものなのだろう。 そうやすやすとは解けそうもない。 あるいは、やはりこの少年はマスターとは違うのか。 アルフィーネは焦燥に駆られる。 こうしているうちに敵は迫って来ているだろう。 なにも手掛かりがないまま時間は過ぎ、アルフィーネとウーズバンドは指令室に戻って来た。 既に電源供給が途絶えたのかデイスプレイ類は暗くなっている。 敵のものと思われる大勢の人の足音が、指令室の扉を通して聴こえてきた。 もう逃れる事は出来そうもない。 「ここで待っていて下さい。」とアルフィーネは一言言うと、扉の向こうへと出て行った。 何をしようと言うのか。ウーズバンドは心配しながらアルフィーネを待つしか無かった。 戦況はもう完全に決している。 狭い施設内ではあの広場で見せた戦いの舞は有効とはならず、電源が断たれた今施設内の ディフェンスシステムも働かない。 数々の奇跡を生み出して来た彼女の戦いも、多数の敵に押し包まれた今 成す術もなく敗北に終わる可能性が極めて高かった。 扉の外に出たアルフィーネは、3Dキーボードでロックをかけると おりしも指令室に向かって進んでいた敵兵の群れに向かって走り出した。 (続く) |
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【772】 |
Normad (2014年05月07日 21時37分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
こんばんは。 11章 回生 の途中まで。 なお、今回は一部アダルトな表現を含みます。 そういうのが嫌な方は、読まないでくださいね(^^;) では。 |
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【771】 |
ぽぽっち (2014年05月07日 21時24分) |
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これは 【トピック】 に対する返信です。 | |||
ノマちゃん、こんばんは〜 今日は仕事だったの? 週に何日逝ってるの? 焼酎を飲んでる人って多いね〜 混ぜて飲むことをチュウハイ? お父ちゃん酒飲めないんで私も家で飲むことはほとんど無いから、 ツマンナイのよねー^^; お友達と飲みに逝く時は雰囲気が楽しくて結構飲むなぁ^^ 人の飲んでるアルコールが美味しそうで一口飲ませてもらったのが【ソルティドッグ】 それからはいつもこれは必ず頼む^^ 飲み放題のところは薄味だから結構飲めるy お友達とのみに行く機会は少なくなったけど、 一度でいいから訳がわからなくなるまで飲んでみたいw 頭は覚えてるからー |
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