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【516】

なんちゃってヰタ・セクスアリス その5

勃つんだじょー (2011年02月17日 17時54分)
案内板: その4は【342】です。そこから遡れますので。迷子にご注意^^


カンパネルラ18歳。 高校3年生の冬。 春になったら、就職する。
住み込みの仕事を学校で紹介してもらった。
進学を奨められた。 当時貰っていた奨学金を引き続き支給してもらえば
進学できないこともなかっただろう、国立大学。

でも、いやなのだ。 これ以上あの親に世話になるのは。

もうあんな家には、いたくない... おやじとおふくろはいつも喧嘩
していた。 銭のことで、おやじの女のことで。

俺にもおやじの血が流れているのだろうか... だから、こんなに淫蕩
なのか... まだ、チェリーボーイだけど。 でも、時として我慢できない
ほどの衝動に襲われる時がある。

あの日もそうだった。 冬休みに入って郵便局の配達アルバイトを始めた。
そして、どうしてあんなことをしてしまったのだろう...

「すいませーん、誰かいませんかあ?」書留の印鑑が必要なのに、誰も出て
こない。 留守か... 仕方ない。 田舎の大きな家。玄関近くには洗濯機
が置いてある。その時確かに天の声が聞こえたのだ、それを開けてみろ、と。

前回来た時見かけたここの奥さんは、岩下志麻似の美人で。
洗濯機の蓋を開けると、女性用の薄い下着が一枚... (← 待ってたよww)
眩いばかりに神々しい一枚の布切れに恐る恐る触れてみる...

女性の大事な部分が当たっている箇所に、うっすらとシミが...

カンパネルラは夢中で、それを鼻に押し当てた。 エクスタシー...
脳天から突き抜ける、言葉にできないような強烈な快感...
これが、おんなの匂いなのか... 雷に打たれたようなショックで
しばらくは、放心状態に。 思わずズボンのポケットにそれを入れ...

だめだ、それは犯罪だ。 かろうじて、そうしたい欲望を抑えて
次の配達先へと向かった。 一体、なんでそんな大胆なことができたのか?

明日はニーナが家に遊びに来る。 ( きたー、やっぱロシアww )
明日が、俺にとって大人の階段を昇る日となるのだろうか...


「せーんぱい。」はじけるような笑顔でいつも俺のことをそう呼んでくれる
ニーナ。 出会いは偶然だった。 いや、必然だったかもしれない。

自分はバドミントン部。 そして、ニーナは隣の卓球部。 体育館の中で
2年前から、いつも君は輝いていたね。 一学年下の高校2年生。
ライバルは多かった。 なんで、俺を選んでくれたの? ある時そう聞いたら
「だって、先輩はいっつも(顧問の)先生にしごかれてたでしょ?わたしと
おんなじだ、って。」 そうなのだ、ふたりとも運動神経が鈍くて。
でも、諦めずに一生懸命に努力していたよね。 似たもの同士だったのかな。

初めてキスした日のことを思いだすと、ちょっと恥ずかしいよ。
噴水の公園のベンチで。 爽やかな秋空が心地いい日だったね。 

昼間だったのに。 人はいなかったのだろうか...
俺は、ニーナのことしか見えなかったのだと思う。 
ニーナ、君はどうだった? 恥ずかしくなかったかい?

随分とぎこちない口づけで... 君は顔を真っ赤にして、俯いていたね。
「すごく、ドキドキする...」 君はそう云ったよね。
「確かめてもイイ?」なんでだろう... なんでそんなことが聞けたのか。
あの時は、全然Hな気持ちはなかったんだよ。 ニーナの心臓の昂ぶりを
ホントに確認したいと思っただけなんだ。

「いいよ。」消え入るような声で、君は返事したね。
だから、俺はニーナの大きな胸に手を当て。 大きくて柔らかい胸に。
そして、もう一度口づけをした。 今度は、長い、長い口づけを。


ハイ、カットです。 文字制限www 残念。

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RE:なんちゃってヰタ・セクスアリス その  評価

☆もうイケイケ☆ (2011年02月18日 17時38分)

じょーさん おばんです。

今回のあれそれについて......。

期待外れではありませんでした。前半は。。。

高校生の時分は、多かれ少なかれ”せい”に対する興味が最高潮と言っても過言ではない時期。

因みにじょーさんは生まれて直ぐに、私は小1から燃えたぎる血気を余していましたが.....。

それはさておき、同じような場面に遭遇した時、私は同じ事を考えたでしょう。



〜玄関〜


ピーンと張り詰めた空気

吐く息は白い

“ごめんくださーい!郵便局ですーっ!”

問いかけるが返事がない

おもむろに横に目をやると、そこには真っ白い洗濯機

”もしかしたら?”

“あの奥さんのが.....”

〜うずうずうずうずっ〜

“見たいっ!!”

その衝動は誰しもが持ち、洗濯機の蓋に手を......。

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(ちょっとだけ僕的にしてみました。すみませんm(_ _)m)





○普通は理性が働き我慢します。

しかし、カンパネルラは禁断の蓋を開けてしまった。

もの凄く理解出来ますし、その時の情景が目に浮かぶようです。。。

がしかし、ニーナとのやり取りはトキメキもイヤらしさも感じません。

どうしてでしょう?

「ハイ、カットです」のタイミングもイマイチ。

この「ハイ、カットです」がいつ入るのかが楽しみで読んでいるところもあるので、今回はちょっと残念ですね。★★☆☆☆(星ふたつ)

と言ったところで、また時間が(^^;)

好きなこと書いて発散出来ましたーっ!(^^)/

あざーっす!でわでわ。
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