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【3004】 | RE:「春のワルツ」が恋しい♪ りーり♪ (2012年01月10日 23時49分) |
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750CCさん、こんばんわ♪ >米国の住宅バブルの崩壊が端緒だったってことでしょうか。 そういうことになります。米国のサブプライム問題は世界経済に大きなダメージを与えました。それに加え、EU域内の問題が絡んだので、ヨーロッパは未だに金融危機が継続しています。 >なぜ、EU諸国が、サブプライムローン債券を購入しちゃったのか、です。 日本のバブルは、銀行がお金を貸して、客がローンを組み、不動産を買っていただけだったので、国内だけの問題で済みました。 しかし、アメリカでは、そのサブプライムの住宅ローンを証券化して、他の債券とミックスした金融商品をつくり、世界中の銀行・投資家に販売したのです。 その債権は、格付け機関から高格付けをつけられていたので、簡単に世界中で売ることができました。そして、債券が簡単にどんどん売れるので、アメリカでは、ますます貸出して、返済能力がない人でさえ、簡単にローンを組み、家を買うようになり、住宅需要が増加すると、投機で購入してくる人も増えてきて、バブルになったのです。 >日本では、ちょっと、考えられないんですよね。 >例えば、2000万円で建てた家が、数年後、2500万円で売れる、なんてことは、まず起きません。 日本のバブル期でも、土地だけでなく、建物そのものの価格も上昇しました。 通常では考えにくいことですが、日本でもアメリカでもその他の国でも、バブル、高度成長期、インフレ時には、建設コストも上昇するので、それは普通に起こります。 バブル期には、建設資材も高騰し、職人・大工・日雇い労働者迄、賃金は大幅に値上がりしました。 バブルは、何度でもおきるのでしょうね、人間の金銭欲がなくならない限りは。 不動産に限らず、色んなものが投機の対象になり、高騰しては暴落を繰り返していますね。 昔、オランダでは、チューリップの球根が投機の対象になり、珍しい品種の球根1個で家が買える程の価格に迄なったそうです。これは私の感覚では信じられない事です。 去年か一昨年に、中国では、ニンニク、ショウガが、買い占められて高騰したとか… 安く買って高く売って儲けようとする行為は、営々と続くのでしょうね。 |
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【3005】 |
750CC (2012年01月11日 17時45分) |
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これは 【3004】 に対する返信です。 | |||
こんばんは。 ある本に「金融の天才がいて、誰にも分からないように、バブルが進行していく」と言ったことが書いてありましたが、 住宅バブルも、そもそも、「サブプライムローンを細分化、証券化して、売り出せ」と、どっかの頭のいい金融マンが考え出したんでしょうね。 世界中が、そいつの策略にはまっちゃったってことなのかな。 それから、 >バブル期には、建設資材も高騰し、職人・大工・日雇い労働者迄、賃金は大幅に値上がりしました。 そうです。だから、「新築」物件は、やたら高かったんです。 しかし、例えば、一旦購入した5000万円の新築物件が、例え、バブル期であろうと、購入してから、5年後に、7000万円に値上がりする、と言うことは、考えにくいことです。 住宅は、償却資産です。非償却資産である土地とは違います。 普通なら、3000万円で作れた住宅が、バブル期だと、建設資材や人件費の高騰により、5000万円になったとしても、その5000万円で買った住宅が、購入後数年で、値が上がると言うことは、考えにくいし、 その物件を5年後に売りに出せば、もはや「中古」物件に過ぎないので、多分、4000万円くらいでしか買ってもらえません。 ところが、 「カリフォルニア州の会社員は、頭金ゼロで住宅購入代金40万ドルを全額借入。 5年間は月々利息分の2千ドルだけ支払い、元本の返済が始まる5年後には転売するのが前提だ。 同地区の住宅価格は1年で2割弱上昇。このペースなら売却時に10万ドル単位の利益が出ると皮算用する」(日経05.07.21) なんてことが、当時の米国では起きていました。 住宅を保持してるだけで、5年後には、10万ドルの利益が出る。こんな馬鹿なことを本気で信じていたと言うことです。 きっと、日本人には理解しにくい、「住宅神話」があったのでしょう。 しかも、住宅バブルが発生したのは、2001年の9.11テロ以後です。そして、2004年に崩壊し、現在では、住宅価格は、バブル期より、25%値下がりしてます。 「5年後の値上がり」など、まさに、「捕らぬ狸の皮算用」でしかありませんでした。 歴史的に見ても、バブルと言うのは、平常時では、考えにくい、ばかげた貨幣感覚で発生するものです。 問題なのは、バブルが生じ、それが崩壊すると、バブル前の平常時の状態に戻るには、ものすごい時間と犠牲を払わなければならないと言うことです。 EU諸国が、サブプライムローン債権を狂ったように買い漁ったのであれば、EU諸国の金融マンたちが馬鹿だったということであり、その馬鹿どものツケを支払わされているのが、国民=納税者、と言うことになります。 日本のバブル崩壊だって、そうでした。銀行をつぶしてはならん、と言う大義名分の元、税金が湯水のごとく投入されました。 しかし、現実には、銀行は、バタバタつぶれました。日本長期信用銀行が倒産した時は、あっけにとられました。 とりあえず、欧米では、今後、金融機関を始めとする企業の倒産、業績悪化、雇用不安、家庭崩壊、と言った、とんでもない事態が、日常化していくんじゃないか、という気はします。 ところで、実は、きのう、久々に北斗・百烈を打ちました。 カウンターを見たら、300回転位になってたので、そろそろ当るかも、なんて思って、打ち出したら、400回転目位で、やっと当りました。3連で終わっちゃいました。両隣は、どちらも、500回転越えしてました。 百烈って、ほんとにミドルなんでしょうか。どの店のどの台のカウンターを見ても、前日までの大当たり回数は、ほぼ一桁です。 なぜ、どこのホールも、こんなひどい台を置きっぱなしにしてるのか、何となくわかりますね。 |
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