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【7906】 | 働かせてください!VOL5 △ライカ▽ (2009年10月21日 00時42分) |
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突然の話にボーゼンとする二人。 ヴァランは呟いた。「あれが伝説の・かろんオーナー・・・・」 ふと我に返って振り返ると、先輩黒服がニヤニヤしている。 (ちょっとキモイ。) そんな内心が表情に出ていたのか、ななたま は慌てて表情を引き締めた。 ななたま「俺が店長だってさ!俺の自由にやっていいってことだよな!」 ヴァラン「まだ本決まりじゃないみたいですけど・・・・。いいんじゃないですか?」 ななたま「だよな!俺さ〜、一度メイドカフェってやってみたかったんだよ!」 ヴァラン「えぇ?オーナーはメイドカフェなんて言ってませんでしたよ!」 ななたま「何言ってんだよ!喫茶店と言えば、ネカフェかメイドカフェだろ!」 ヴァラン「・・・・・。」 ヴァランは返す言葉が見つからなかった。 会話が途切れたのも気づかない様子で、ななたま は再びニヤニヤし始める。 時折こぼれる独り言・・・・ (・・・ってことはメイドを雇わないとな。れんちゃんに声掛けてみるかな・・・) (・・・厨房係も要るから・・・・ヴァランでいいか) 昼は喫茶店、夜は黒服見習い。どうやら昼夜働くことになるらしい。 自らが希望した事とはいえ、あまりにも・・・・(涙) 奇妙な間を破ったのは、底抜けに明るい女の声だった。 「おはようございま〜す!長い間お休み頂いてありがとうござました〜♪」 驚いて姿勢を正す二人。女性陣の出勤時間にはまだ早いのに・・・・誰だ? 「あれ?ななたま君まだ居たの?で、そちらの方は・・・・?」 入ってきたのは、ふっくらした体型の女性。髪型、化粧もばっちり完了している。 ななたま「△ライカ▽さん!今日から復帰ですか?」 △ライカ▽「そうなの〜♪久しぶりだから、ちょっと早く来たんだよ〜。」 ヴァランは慌てて会釈した。 ヴァラン「黒服見習いのヴァランカスと言います!よろしくお願いします!」 △ライカ▽「あ、新しい人入ったんだね。△ライカ▽と言います。よろしくね!」 ななたま「女性陣も新しい方が入ったんですよ。キティーさんという方です。」 △ライカ▽「うん、オーナーから聞いてるよ。可愛い子なんでしょ?楽しみなんだ〜♪」 ななたま「じゃ、僕はこれで失礼しますね。彼のこと、お願いします。 △ライカ▽「はいは〜い。お疲れ様〜♪」 ななたま が部屋を出た後、△ライカ▽が凄い形相でヴァランに詰め寄った。 △ライカ▽「ね!新人君にお願いがあるんだけど!」 ヴァラン「な、何でしょうか・・・・?」 (不吉な予感がする) と、めちゃめちゃな引きのまま・・・・バトンぶん投げます♪ |
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