返信元の記事 | |||
【2968】 | 横浜オフレポ 第1弾♪ KIN@KIN (2009年07月05日 18時15分) |
||
<第1章> 出発の朝 窓の外に見える街並みは、しっとりと雨に濡れている。 静かに細かい雨が落ちているようだった。 典型的な梅雨の空。 しかし、心はこれから始まる2日間の祭りを思い、晴れやかだった。 昨夜は遠足病よろしく なかなか寝付けなかった。 しかも1時間おきに目が覚める。 アラームは5:30にセットしたのだが、結局 鳴る前にベッドから出てしまった。 家内に新幹線の駅まで送ってもらう。 切符売り場まで来た時だ。 重大なことに気付いた。 ケータイが・・・・ ない・・・(@o@)! 発車時間まであと約10分。 家内はまだ、駅から自宅に向かう車中のはず・・・ オヤジにたのむか・・・ キオスクの公衆電話から急いで自宅に電話。 オヤジが出た。 「あのさ、携帯忘れちゃってさ、オレのベッドの枕元にあるから、急いで持ってきてくれない?」 「新幹線は何時発なんだ?」 「6時31分・・・・」 「・・・わかった・・・」 すぐに改札を通れるよう、とりあえず切符を買い、駅の階段を降りて出口でオヤジの姿を待った。 間に合うだろうか・・・? 自宅から駅までは車で10分弱。 信号をうまくかわせれば間に合うはずだ。 あと2分・・・・ 無理か・・・? 半ばあきらめかけた その時、すごい勢いで走ってくるオヤジの車を発見。 手を振って合図する。 「ほれ!!」 車の窓から携帯を受け取ると、 私は「ありがとう!!」と言い残し、駅の階段を一目散に駆け上がった。 場内アナウンスは、6:31分発の東京行きが入ったことを告げている。 エスカレーターを2段飛びに駆け上がる時、降車した人たちが下りエスカレーターで降りてくるのが見えた。 ホームに到着。 まだ人が乗り込んでいるところだ。 列の一番後ろから、なんとかギリギリで乗り込むことが出来た。 呼吸も整い、ようやく落ち着いてくると、他のメンバーが気になりだした。 メンバーにメールを送信。 ほどなく携帯がブーンと唸って、メールの着信を知らせた。 「おっ! 返信が来たな!!」 「ふむふむ・・・ 遠パパは既に移動中・・・ と」 遠パパには、今回の企画をほとんど任せっぱなしにしてしまった。 私がやったことと言えば、宿泊組のホテルをネット予約しただけ。 遠パパは「好きでやってるから・・・」と言ってくれているが、本当に申し訳ない。 そんなことを思っていると、再び着信。 みきちんだ。 「まだ家のあれこれやってる・・ あとから追いかけるねー」 相変わらず忙しそうだな・・・ 2日間、ゆっくり楽しんでくれればいいのだが・・・ そして約15分後に また着信。 サマ子だ。 「お、遅れるかと思った(汗) さっき空港着いた・・・ 何か忘れてそう・・・」 ふふ・・・ やっぱりな・・ いかにもサマ子らしい・・・ ワゴン販売でコーヒーを買って飲んだ。 あまり旨くはないが、目を覚めさせるには充分だろう。 さて、今回のオフはどんな楽しいことが待っているのだろう。 足軽部屋だけでなく、シトラス部屋、なんでも部屋、RUSH部屋、そして瓢箪部屋のメンバーも参加してくれることになっている。 2年振り、1年振りに再会できる方々もいる。 そしてお初にお目にかかれる方も・・・ サイな私は、うまく振舞えるのだろうか・・・? 少しだけ緊張もあるが、それより楽しみの方が勝っているような気がする。 そんなことを思いながら、雨に濡れる街並みをぼんやりながめていた。 To be continued・・・ |
■ 4,069件の投稿があります。 |
【2971】 |
KIN@KIN (2009年07月06日 22時09分) |
||
これは 【2968】 に対する返信です。 | |||
<第2章> 再会 (第1話 ピックアップ) 新幹線は東京駅に滑り込んだ。 時間は朝8時。 ここからは浜松町経由でモノレールに乗り、羽田に行かねばならない。 8時30分に羽田に降り立つサマ子を拾いに行くのだ。 数日前のやり取り。 「羽田から関内までいけるかが心配・・・」 と・・・ 8時30分であれば、私が羽田に回れば丁度いい時間だ。 「んじゃ、羽田で拾ってやるよ」 サマ子も安心したらしい。 私は言った。 「もしも迷って おなかがすいたら、近くの優しそうな大人の人に おにぎり貰って食べなさい」 まあ、手荷物受取所のところに行けば拾えるだろう。 モノレールは満員だった。 少しだけ人間ウォッチング。 「この人は、多分出張だな。 こんなトコでパソコンたたいて・・・ プレゼンの書類でも作ってるのかな・・?」 「こっちは家族旅行か? 夏休みはまだ先だろうに・・・ でも、お父さんらしき人が居ないところを見ると、単身赴任のお父さんのところに遊びに行くのかな?」 「このカップルは・・・ オホン=3」 そうこうしているうちに、終着駅の空港第2ビルに到着した。 到着ロビーで案内板を見る。 「えっと・・・ サマ子の乗ってた便は・・・ なにっ!! もう手荷物配布済みとな・・」 ということは、サマ子は近くにいるはず。 ごった返すロビーで、その姿を探した。 ・・・・いない・・・ どこにもいない・・・ 「荷物を受け取ってゲートを出たところに居ろ」 って言ったのに・・・ まさか、ホントにおにぎり貰って、どっかで食ってるんじゃ・・・・ 電話を入れてみる。 「おーっ キンちゃん!!」 「おぬしは どこに居るんじゃ? 手荷物受け取ったか?」 「えー? まだだよ・・・」 「って、もう荷物受け渡しは終わってるで!! コンベアーも止まってるし・・・」 「うそーっ!! まだ貰ってないよ・・・」 と、その時、コンベアーの近くをうろつくサマ子を発見。 「ここじゃ! 右側を見てみ!!」 「おーーーっ!!」 引き取り手の無かった手荷物がカウンターに並んでいた。 その中に、自分の荷物を発見したようである。 何やら係りの人と話している。 そして荷物は無事に持ち主に引き取られた。 「何をしとったんじゃ・・?」 「飛行機降りてトイレに行ったら、すっごい並んでて・・・」 「・・・ ま、拾えてよかった・・・」 とりあえず、サマ子 回収成功。 一路 関内に向かった。 To be continued・・・ |
|||
この投稿に対する 返信を見る (2件) |
© P-WORLD